図書館サービス評価指標

 すっかりまわりの風景は秋らしくなり、県立図書館までの
ドライブは、なぜか小学生の自分にタイムスリップしてしまいそうな
セピア色の心休まる時間を過ごした。最近、季節の移り変わりや小さな
自然の美しさに妙に心が和む。(年かな…)


  


小規模図書館から大規模図書館までの職員が8人ほど集まり、いろいろ
話をしていたのだけど、どの館も似たようなことで悩みはつきず、
その上、利用者も自治体を超えて使っていることが多いので、
隣の市と、わが街の対応が違うとクレーム…

 
督促業務の手順で話が盛り上がったが、それを聞いていて
うちはけっこう頑張ってるんだ!とニンマリ。督促業務まできちんと
手が回っていない館も多いことから、今度職員数のことで話があったら
このへんでもちょっと説明できそう。
平成22年度版掲載の県内公共図書館サービス指標から削除されて
良かったけど、それまではこの指標のなかに「専任職員1人あたりの貸出冊数」
という項目があり、これを根拠に職員数削減要請もあった。
もっとも天下のnemurigame姉さんのところでも減なのだから、
そういうご時世なんですね。


 


図書館の調査票を記入する時にいつも思うのだけど、一つの数字の
取り方を各館統一することは難しい。ずいぶん前にレファレンスの範囲が
各館標準化されていないのに有効な統計はとれないから、なんとかならないかと
話があったけど撃沈…。(弁償基準もそう。一件一件汚破損状況が違うので、
文章に表して統一基準を作るのは難しい。)


登録者数もそうなんだけど、これは各館努力すればなんとか
できそうな気もする。
集まった8館でさえバラバラなんだけど、

・各自治体の登録者の定義
・登録者抹消の処理基準
・登録者の有効期限

もっとも、有効登録者といっても窓口に来ない利用者もたくさんいる。
毎朝、必ず新聞や雑誌を読みに来る利用者けっこういるよね。
でも、まあ少しずつでも評価指標の正確性?をあげるためにも
小さな一歩は踏み出すべきかな。


うちの場合、基準がきまれば図書館規則の改正から始めなきゃね。