「万葉集」 最後の歌
先週の月曜日に降った雪がまだ残っている。
今月は、仕事が忙しく忙しくて、なんだか調子が良くなかった。
その上、あの雪でなんだか余計気分が落ちてたんだけど、
先日カウンターで、利用者から「お正月も降りましたよね。万葉集
最終歌を思い出しました。良い年になるといいですね。」と言われた。
(うん?元旦に雪❆降ったけ?)と思いつつ「そうですね。」と
貸出した後、万葉集を借りて帰宅した。
新しき 年の始めの初春の
今日降る雪の いや重け吉事 巻20-4516 大伴家持
新春の今日、しんしんと降る雪が積もっていくように
いっそう良いことが重なってゆけ・・・
この時、家持は(左遷人事?)因幡に国守として赴任している。
因幡の人たちを前にして家持は、国守として心から願った歌なんだろうな。
この歌のように、今年の秋は東北の地が豊作になりますように。
うちの愛猫は本が好き?
いえいえ、本から何かいい匂いでもする?ちょっと和むゎ〜