桜とかたくりの花

 今年は、「満開の桜を見たいな」と思っている。
若い頃は、お花見なんてまた来年行けばいいかぁ〜なんて
思っていたものだけど、今日も母を誘って近くの桜の様子をチェック。


 


   世の中に 絶えて桜の なかりせば

            春の心は のどけからまし

              (伊勢物語古今和歌集巻1春歌上 在原業平



   散ればこそ  いとど桜は  めでたけれ 
            うき世になにか 久しかるべき  

                          (伊勢物語第82段)


この世の中に桜なんてなかったら、桜の様子を気にしないで
             のんびりした気持ちでいられるのになぁ。


 桜は惜しまれながら散るからこそすてきなのよ。
         この世の中に永遠に続くものなんてないんだから。



満開まではまだ少し日にちが必要だなぁ〜。でも今度の週末大丈夫かなぁ〜。


 ついでに母の実家近くの神社へかたくりの花を見に行った。



  可憐で美しい花ですね。